神戸大学石川慎一郎研究室 (応用言語学,コーパス言語学,計量言語学) 神戸大学石川研究室

プロフィール

略歴

神戸市出身。兵庫県立長田高等学校卒業。神戸大学文学部文学科英米文学専攻課程卒業。神戸大学大学院文学研究科英文学専攻修了。岡山大学大学院文化科学研究科人間社会文化学専攻・国際文化論大講座・言語文化論分野修了。博士(文学)。1999年4月より静岡県立大学短期大学部専任講師,2001年4月より広島国際大学人間環境学部専任講師,2004年4月より神戸大学国際コミュニケーションセンター・大学院総合人間科学研究科言語論講座助教授。2007年4月より,改組および職名変更により,神戸大学国際コミュニケーションセンター・大学院国際文化学研究科外国語教育論講座准教授。2013年4月より同教授。2015年4月より,改組により,神戸大学大学教育推進機構国際コミュニケーションセンター・大学院国際文化学研究科外国語教育論講座教授。2016年10月より,改組により,神戸大学全学基盤系教授(教育基盤域)。
 
専門分野
応用言語学,コーパス言語学,言語教育学ほか

■主要業績(詳細はこちら
・主な著書(共著含)
『英語科授業学の今日的課題』(金星堂,1997),『JACET List of 8000 Basic Words』(大学英語教育学会,2003),English Corpora Under Japanese Eyes (Amsterdam & NY: Rodopi,2004),『テクストの地平』(英宝社,2005),『English Lexicography in Japan』(大修館書店,2006),『英語コーパスと言語教育』(大修館書店,2008),『言語研究のための統計入門』(くろしお出版,2010),『英語研究と英語教育』(大修館書店,2010),Corpus,ICT,and Language Education(University of Strathclyde Publishing, 2010),Corpora and Language Technologies in Teaching, Learning and Research(University of Strathclyde Publishing, 2011),『ベーシック コーパス言語学』(ひつじ書房,2012),『日本語教育のためのコーパス調査入門』(くろしお出版,2012),『言語研究と統計的アプローチ』(金星堂,2016),『ベーシック応用言語学:L2の習得・処理・学習・教授・評価』(ひつじ書房,2017)。
・主な教材等(共著・監修含)
《辞書》 『ウィズダム英和辞典(初版)』(三省堂,2003),『ウィズダム和英辞典』(三省堂,2006),『ウィズダム和英辞典2版』(三省堂,2012)/《検定教科書》『Revised Polestar Reading』(数研出版,2008),『Comet English CourseⅠⅡ』(数研出版,2012-13),『Big DipperⅠ』(数研出版,2016),《学習参考書》『New Port 総合英語』(文英堂,2006),『VITAL4500 英単語・熟語』(文英堂,2004),『JACET8000英単語』(桐原書店,2005),『英単語Checkmate』(桐原書店,2006)/《大学教材》『電子辞書活用ハンドブック2005』(カシオ教育研究所,2005),『広げる知の世界:大学での学びのデザイン』(ひつじ書房,2005)/《放送教材》『えいごルーキーGABBY』(NHK,2010),『Revised Polestar English CommunicationⅠ~Ⅲ』(数研出版,2016-2018)。
amazonカーリル(図書館蔵書検索)Google Scholar Citations

■受賞
・全国英語教育学会学会賞(2008/8/9 第34回全国英語教育学会東京研究大会@昭和女子大学):共著論文「L2 Proficiency and Word Perception: An fMRI-based Study」(ARELE, 19, 131-140)に対して。共同受賞者:石川有香(名古屋工業大学教授)告知
・大学英語教育学会(JACET)学術賞(2008/9/12 第47回大学英語教育学会全国大会@早稲田大学):共著書『English Lexicograpy in Japan』(大修館書店,2006)に対して。共同受賞者:村田年(千葉大名誉教授)・南出康世(大阪女子大名誉教授)・投野由紀夫(東京外国語大学教授)告知
・中部地区英語教育学会学会賞(2012/6/30 第42回中部地区英語教育岐阜大会@岐阜じゅうろくプラザ):単著論文「Writing, Rewriting, Proof Writing:学習者コーパスに基づく修訂効果の計量的研究」(『中部地区英語教育学会紀要』41, 249-256)に対して。
・英語コーパス学会学会賞(2013/10/5 第39回英語コーパス学会大会@東北大学):一連のコーパス言語学関連著作(『英語コーパスと言語教育』,『言語研究のための統計入門』,『ベーシックコーパス言語学』,『日本語教育のためのコーパス調査入門』)および世界最大級の学習者コーパスICNALEの開発・公開・研究(『Learner Corpus Studies in Asia and the World 2013』)に対して。告知
・神戸大学全学共通教育ベストティーチャー賞(平成26年度前期,平成26年度後期,平成28年度前期,平成28年度後期 ※通算4度受賞)

■学会役職・社会活動
(2017年度)社団法人大学英語教育学会(JACET)関西支部紀要編集委員・関西支部役員,英語コーパス学会理事,計量国語学会理事,日本文体論学会理事,日英言語文化学会評議員,学術英語学会アカデミックアドヴァイザー,統計数理研究所共同研究員,神戸大学附属中等教育学校SGH研究委員長,私立西大和学園中学校・高等学校SGH外部評価委員ほか。
(過去の主な役職)アジア辞書学会理事,大学英語教育学会学術交流委員会委員長・基本語改訂委員会副委員長・関西支部研究企画委員会副委員長,関西英語教育学会事務局長,日本放送協会(NHK)番組委員,国立国語研究所共同研究員,科学研究費補助金第1段審査委員:(H23年度:外国語教育)(H27年度:英語学),兵庫県立国際高等学校学校評議員,University of Białystok (Poland) 学術委員ほか。

■科学研究費補助金 ※機関番号14501(神戸大) 所属番号875(大学教育推進機構) 職番号20(教授) 研究者番号 90320994
科研費データベース日本の研究.com

(代表)※以下,研究経費は直接経費+間接経費の合計
・2017~2019年度 基盤B 「アジア圏英語学習者自然対話コーパスICNALE-Dialogue開発と分析」(17H02360)1,703万円(直接1,310万円)
・2015~2017年度 萌芽 「アジア圏英語学習者の作文・発話の体系的修訂に基づく大規模校閲コーパスの開発と分析」(15K12909) 338万円(直接260万円)
・2013~2015年度 基盤B 「アジア圏英語学習者発話コーパスICNALE-Sの構築及び学習者発話の固有特性解明」(25284104) 1,703万円(直接1,310万円)
・2012~2014年度 萌芽 「アジア圏学習者を対象とした音声・テキスト連動型英語発話コーパスの構築と分析」(24652120)364万円(直接280万円)
・2010~2012年度 基盤B 「アジア圏英語学習者コーパスネットワークの構築による多層的中間言語対照分析」(22320104)1,677万円(直接1,290万円)
・2007~2009年度 科学研究費(若手B)「英語語彙力における意味・音韻知識の関係性の解明と両者の統合を促す学習システムの開発」(19720135)341万円(直接290万円)
・2005~2006年度 若手B 「児童言語コーパスの語彙頻度解析に基づく小学生用の発信型英語基本語リストの構築」(17720135) 270万円(直接270万円)

(分担)
・2016~2019年度 基盤B 望月圭子「国際連携・高大連携による双方向英語・中国語・日本語学習者コーパスの研究」(17H02357)1,729万円(1,330万円)
・2016~2019年度 基盤A  迫田久美子「海外連携による日本語学習者コーパスの構築および言語習得と教育への応用研究」(16H01934) 3,978万円(直接3,060万円)
・2010~2014年度 基盤B 望月正道「語彙知識測定による英語能力の推定:語彙サイズ、構成、アクセス速度の観点から」(22320110) 1768万円(直接1,360万円)
・2008~2010年度 基盤C 岡良和「英語比喩表現の量的・質的調査に基づく豊かな英語力育成のための教材システムの開発」(20520536)403万円(直接310万円)
・2007~2009年度 基盤B 望月正道「技能別及び総合的英語能力を推定する語彙テストの開発:サイズ,構成,認知速度の融合」(19320084)2015万円(直接1,550万円)
・2005~2008年度 基盤A 山田玲子「外国語音声習得の臨界期に関する実証研究」(17202012)4420万円(直接3,400万円)
・2004~2006年度 基盤B 相澤一美「大規模コーパスを用いた日本人英語学習者用語彙リスト構築と教材分析システムの開発」(16320076)1450万円(直接1,450万円)

■外部資金
・国際ビジネスコミュニケーション協会委託研究「英語4技能運用におけるL1転移の多角的研究」2017年度
・国際ビジネスコミュニケーション協会委託研究「英語4技能直接測定の意義と課題」2009年度
・財団法人村田学術振興財団研究助成(海外派遣援助)「母語および第2言語の語彙知覚:脳活性を適正化する学習法の考究」2008年度
・人間とコンパニオンアニマルとの関係学研究助成「近現代英語散文コーパスに見るコンパニオンアニマルイメージの確立と変遷」2005年度
 他。

■学位論文指導(主指導担当分)
(博士後期課程修了)
・李允昊(2012年3月修了):博士論文「記述的視点に基づく日本語「~込む」型複合動詞の用法の解明:韓国人母語話者を対象とした日本語教育への示唆」(230p)
・井上 聡(2013年3月修了):博士論文「日本人英語学習者による基本動詞使用」(315p)
・李楓(2016年3月修了):博士論文「現代日本語漢語サ変動詞の構造と用法―コーパス研究の日本語教育への応用―」(384p)
(博士前期課程修了)
・張 宇航(2006年3月修了):修士論文「中国語の類義語について:コーパス・データに基づく“高兴”と“愉快”の意味的傾向性分析」
・天谷 ことみ(2008年3月修了):修士論文「英語関係代名詞whichの機能と修得―コーパスに基づく記述的研究―」(37p)
・田中 泰明(2009年3月修了):修了研究レポート「大規模コーパスに基づく英語起動表現の用法分析 : 学校英語教育のための産出型文法の構築」(70p)
・井上 聡(2010年3月修了):修士論文「日本人英語学習者による基本動詞使用」(100p)
・野田盛一朗(2010年3月修了):修了研究レポート「英語強意詞の用法:NS/NNSコーパスに基づく分析結果の教育的応用」(56p)
・郭 奐君(2012年3月修了):修士論文「現代日本語におけるカタカナ語使用状況の計量的研究」
・紙西達也(2012年3月修了):修了研究レポート「学習者のための英語基本コロケーションリストの開発―英語教育へのコーパス言語学の応用―」
・松下英利香(2013年3月修了):修了研究レポート「日本人英語学習者による基本前置詞運用」
・陳曄(2014年3月修了):修士論文「アジア圏学習者による英語法補助詞使用―中日学習者を中心に―」(132p)
・緒方高士(2015年3月修了):修了研究レポート「日本人中学生のための前置詞指導システムの開発」(160p)
・張琪(2016年3月修了):修士論文「中国人日本語学習者による日本語複合動詞使用の状況―「合う」型複合動詞を中心に―」(100p)
・前浜知味(2017年3月修了):修了研究レポート「日本人中高生のための新しい英語句動詞教材の開発―コーパス言語学の外国語教育への応用を目指して―」(109p)

※研究科外学位論文審査(副査)
・和泉絵美(神戸大学自然科学研究科・2015年3月修了)博士論文「外国語教育のための学習者コーパスの構築と活用:理論と実践」(111p)
・森下裕三(神戸大学人文学研究科・2014年3月修了)博士論文「A Quantitative Constructional Approach to Converbal Motion Constructions in English」(137p + Reference)
・Dong Qi (Singapore National University 2014年修了)修士論文「Syntactic complexity of EFL, ESL, and ENL: Evidence from the International Corpus Network of Learners of English」(118p)
・杉山 香織(東京外国語大学地域文化研究科・2013年11月修了)博士論文「フランス語学習者の発話における使用語彙分析」(369p)
・Shahla Qasim(GC University, Faisalabad, Pakistan・2017年4月最終審査)博士論文「Linguistic Variation across Pakistani Book Blurbs: A Multidimensional Analysis」(238p)


■学内委員
(国際コミュニケーションセンター)
・評価委員(2004~05年度/2011年1月~2012年度),現代GP取組副責任者(2005~2008年度),紀要編集委員(2005~2006年度),ハラスメント委員/個人情報管理委員(2010年度),コンテンツ研究部門部門長(2011年度~2016年度),将来計画委員(2011年度~),KALCS企画委員会副委員長(2010年度~2016年度)
(大学教育推進機構)
・外国語第Ⅰ教育部会総務委員(2005年度),外国語第Ⅰ教育部会幹事(2007年度~2008年度;2017~年度),評価・FD専門委員会委員(2007年度;2016年度~)
(国際文化学研究科)
・前期課程入試委員(2006年度),広報委員(2007~09年度),後期課程入試委員(2011年度),自己評価委員会委員(2012~13年度),CDC(キャリデザインセンター)委員(2012~14年度),紀要編集委員会委員(2012~13年度),広報委員長(2012年10月~2014年9月)
(国際文化学研究科外国語教育論講座)
・外国語教育コンテンツ論コース教務委員(2007年度),外国語教育論講座代表(2011年度/2017年度),外国語教育コンテンツ論コース代表(2011年度/2017年度)

研究ミッション

石川研究室は,記述言語学・応用言語学の理論的背景に基づき,L1やL2の慣習的言語運用パタンおよびその習得・学習プロセスを科学的手法によって解明することを目指しています。

大学院生募集

石川研究室では,2016年度現在,博士後期課程2名,前期課程4名,合計6名が所属しています。コーパスに基づく科学的手法により,日本語・英語・中国語などの言語研究・習得研究を志している皆さんの受験をお待ちしています。