神戸大学石川研究室


             

To Profile in English

最終更新日 2024/5/30

プロフィール

略 歴

石川慎一郎(Shin'ichiro Ishikawa)


1969年(S44年)10月    神戸市生まれ。
1988年(S63年) 3月   兵庫県立長田高等学校卒業
1992年(H 4年) 3月     神戸大学 文学部 文学科 英米文学専攻課程 卒業 【学士(文学)】
1994年(H 6年) 3月     神戸大学大学院 文学研究科 英文学専攻 修了 【修士(文学)】
2004年(H16年)3月     岡山大学大学院 文化科学研究科 人間社会文化学専攻 国際文化論大講座 言語文化論分野 修了 【博士(文学)】
______________________________________
1994年(H 6年) 4月   流通科学大学 非常勤講師 ~2000年(H12年)3月
1999年(H11年)4月     静岡県立大学 短期大学部 文化教養学科 専任講師 ~2001年(H13年)3月
2001年(H13年)4月   広島国際大学 人間環境学部 言語コミュニケーション学科 専任講師 ~2004年(H16年)3月
2004年(H16年)4月     神戸大学 国際コミュニケーションセンター・総合人間科学研究科 言語論講座 助教授
2007年(H19年)4月     神戸大学 国際コミュニケーションセンター・国際文化学研究科 外国語教育論講座 外国語教育コンテンツ論コース 准教授
2013年(H25年)4月   同上 教授
2015年(H27年)4月   神戸大学 大学教育推進機構 国際コミュニケーションセンター・国際文化学研究科 外国語教育論講座 外国語教育コンテンツ論コース 教授
2016年(H28年)10月   神戸大学 全学基盤系 教育基盤域 教授(主配置:大学教育推進機構/副配置:国際文化学研究科)
2017年(H29年)12月 神戸大学 全学基盤系 教育基盤域 教授(主配置:大学教育推進機構/副配置:国際文化学研究科,数理・データサイエンスセンター)~至現在
 
【社会活動】英語コーパス学会第7代会長(2020-2021年度)、計量国語学会副会長(2023年度-現在)、北京外国語大学大学院招聘教授(2023年度)、文化庁文化審議会国語分科会委員(2024年度~)


指導教員の先生方(50音順)

故 筧壽雄先生(神戸大学名誉教授) 英語学、文体論
故 小林萬治先生(神戸大学名誉教授)英文学、Dylan Thomas
故 齋藤重信先生(神戸大学名誉教授) 英文学、小説 
古川隆夫先生(岡山大学名誉教授) 英文学、Emily Dickinson、詩
故 森晴秀先生(神戸大学名誉教授) 英文学、D. H. Lawrence、英語文体論、英語教育


専門分野

応用言語学,コーパス言語学,計量言語学、英語学・日本語学、英語教育・日本語教育、インストラクショナルデザインほか


■最近の出版(詳細はこちら
・主な著書
(単著)『ベーシック応用言語学:L2の習得・処理・学習・ 教授・評価』(ひつじ書房,2023),『ベーシックコーパス言語学第2版』(ひつじ書房,2021)、The ICNALE Guide: An Introduction to Learner Corpus Studies on Asian Learners' L2 English (Routledge, 2023)

(共編著)『日本語学習者コーパスI-JAS入門』(くろしお出版,2020),『最新英語学・言語学シリーズ11:英語コーパス研究の展望』(開拓社,2020)ほか

(章執筆)『ジェンダーと英語教育:学際的アプローチ』(大学教育出版,2020),『ジャンルとしての工学英語』(大学教育出版,2021)、Investigación e innovación en lengua extranjera: Una perspectiva global(Tirant,2022)、『話題別コーパスが拓く日本語教育と日本語語学』(ひつじ書房、2023)

・主な論文

  

Ishikawa, S. (2024). Lexicogrammar of the L2 English Essays Written by Asian College Students: A Corpus-Based Study. Journal of AsiaTEFL, Vol. 21, No. 1, Spring, 2024, 102-121.
Ishikawa, S. (2023). Effects of Raters’ L1s, Assessment Experiences, and Teaching Experiences on their Assessment of L2 English Speeches: A Study Based on the ICNALE Global Rating Archives. LEARN Journal: Language Education and Acquisition Research Network, 16(2), 411-428.
Ishikawa, S. (2021). L2 English Learners' Performance in Persuasion Role-Plays: A Learner-Corpus-Based Study. International Journal of Computer-Assisted Language Learning and Teaching (IJCALLT), 11(2), 66-83.
Ishikawa, S. (2021). Vocabulary usage among Asian EFL learners during speech: A corpus-based quantitative analysis of the effects of L1 type, L2 proficiency and task type. PSU Research Review, Vol. ahead-of-print No. ahead-of-print.   https://doi.org/10.1108/PRR-01-2021-0003

・主な教材等(共著・監修含)
Big Dipper English CommunicationⅠ~Ⅲ』(高校英語科検定教科書、代表編者)(数研出版,2022-2024)
amazonカーリル(図書館蔵書検索)Google Scholar Citations


・開発した主な言語資源とツール

  

・アジア圏国際英語学習者コーパスICNALE(about
・日本語小説時系列コーパス 6121JFIC(about
・小中高大生L1日本語絵描写作文コーパス JASWRIC(about
・English/Japanese Word Frequency Table Generator(about


■受賞
(学会表彰)
・ 2019年3月 言語資源協会/言語処理学会 言語資源賞(2019/3/15 言語処理学会第25回大会@名古屋大学):研究発表「解説文生成研究のためのライティング技術解説付き学習者コーパス」に対して。共同受賞者:永田亮 (甲南大)・乾健太郎 (東北大)告知 証憑
・2013年10月 英語コーパス学会学会賞(2013/10/5 第39回英語コーパス学会大会@東北大学):一連のコーパス言語学関連著作(『英語コーパスと言語教育』,『言語研究のための統計入門』,『ベーシックコーパス言語学』,『日本語教育のためのコーパス調査入門』)および世界最大級の学習者コーパスICNALEの開発・公開・研究(『Learner Corpus Studies in Asia and the World 2013』)に対して。告知 証憑
・2012年6月 中部地区英語教育学会学会賞(2012/6/30 第42回中部地区英語教育岐阜大会@岐阜じゅうろくプラザ):単著論文「Writing, Rewriting, Proof Writing:学習者コーパスに基づく修訂効果の計量的研究」(『中部地区英語教育学会紀要』41, 249-256)に対して。証憑
・2008年9月 大学英語教育学会(JACET)学術賞(2008/9/12 第47回大学英語教育学会全国大会@早稲田大学):共著書『English Lexicography in Japan』(大修館書店,2006)に対して。共同受賞者:村田年(千葉大名誉教授)・南出康世(大阪女子大名誉教授)・投野 由紀夫(東京外国語大学教授)告知 証憑
・2008年8月 全国英語教育学会学会賞(2008/8/9 第34回全国英語教育学会東京研究大会@昭和女子大学):共著論文「L2 Proficiency and Word Perception: An fMRI-based Study」(ARELE, 19, 131-140)に対して。共同受賞者:石川有香(名古屋工業大学教授)告知 証憑

(学内表彰)
・2019年11月 神戸大学全学共通教育ベストティーチャー賞特別表彰(2019/11/24 ベストティーチャー賞の通算5期受賞に対して)告知 証憑
・2014年10月~2019年11月 神戸大学全学共通教育ベストティーチャー賞(2014(平成26)年度前期後期2016(平成28)年度前期後期2019(令和元)年度前期 告知
・2012年11月 神戸大学男女共同参画キャッチフレーズ最優秀賞 証憑

■学会役職・社会活動
(2024年度)
文化庁文化審議会国語分科会臨時委員、学びのイノベーション・プラットフォーム(PLIJ)STEAM Curator、計量国語学会副会長、社団法人大学英語教育学会(JACET)法人社員,日本文体論学会理事,日英言語文化学会理事,学術英語学会アカデミックアドヴァイザー,神戸大学附属中等教育学校SSH研究アドバイザー,国立国語研究所共同研究員,統計数理研究所共同研究員

(過去の主な役職)
【学会】アジア辞書学会(Asia Lex)理事(2012~2013年度),英語コーパス学会理事(2014~2020年度)・副会長(2019年度)・第7代会長(2020~2021年度),社団法人大学英語教育学会(JACET)理事・学術交流委員長・基本語改訂委員会副委員長・関西支部研究企画委員会副委員長・紀要編集委員,全国英語教育学会事務局,関西英語教育学会事務局長
【マスコミ】日本放送協会(NHK)番組委員
【公職(国)】科学研究費補助金第1段審査委員:(H23年度:外国語教育)(H27 年度:英語学) 国立大学法人等教育研究状況評価(第3期中期目標期間4年目終了時)研究業績水準判定委員(文学・言語・関連分野)(2021年7月)
【幼小中高等】学校法人穐原学園(高取台幼稚園)評議員,神戸大学附属中等教育学校SGH研究委員長,兵庫県立国際高等学校学校評議員,兵庫県立伊丹高等学校SGH運営指導委員・学校評議員・ひょうごスーパーハイスクール運営指導委員,私立西大和学園中学校・高等学校SGH外部評価委員,University of Białystok (Poland)学術委員ほか。


■集中講義・非常勤講師(コーパス言語学)
(集中)広島大学文学研究科(2010/1)、琉球大学法文学部(2013/2)、東北大学文学研究科(2015/8)、関西大学外国語教育学研究科(2014/8~現在)、北京外国語大学大学院(2015/9;2023/9)、神戸市外国語大学(2024/8)
(非常勤)関西学院大学言語コミュニケーション文化研究科(2004~09年度)、関西大学文学部・文学研究科(2013~15年度)、神戸市外国語大学外国語学部(2020年度~2023年度)


■科学研究費補助金 
※機関番号14501(神戸大) 所属番号875(大学教育推進機構) 職番号20(教授) 研究者番号 90320994
 生年:1969年 現在の専門分野:応用言語学 学位:博士(文学)
科研費データベース日本の研究.com

(代表)※以下,研究経費は直接経費+間接経費の合計 
・2023~2025年度 基盤B「ICNALE-WE22:アジア圏22か国を網羅する新しい英語学習者作文コーパスの構築と分析」(23H00641)1326万円(直接1020万円)
・2020~2022年度 挑戦的萌芽 「言語から見た日米マインドスケープ比較:データサイエンス志向型小説研究の試行」(20K20699)598万円(直接460万円)
・2020~2022年度 基盤B 「アジア圏英語学習者の作文・発話に対する世界最大級公開型評価データセット開発と分析」(20H01282)1,300万円(直接 1,000万円)
・2017~2019年度 基盤B 「アジア圏英語学習者自然対話コーパスICNALE-Dialogue開発と分析」(17H02360)1,703万円(直接 1,310万円)
・2015~2017年度 萌芽 「アジア圏英語学習者の作文・発話の体系的修訂に基づく大規 模校閲コーパスの開発と分析」(15K12909) 338万円(直接260万円)
・2013~2015年度 基盤B 「アジア圏英語学習者発話コーパスICNALE-Sの構築 及び学習者発話の固有特性解明」(25284104) 1,703万円(直接1,310万円)
・2012~2014年度 萌芽 「アジア圏学習者を対象とした音声・テキスト連動型英語発話 コーパスの構築と分析」(24652120)364万円(直接280万円)
・2010~2012年度 基盤B 「アジア圏英語学習者コーパスネットワークの構築による多層的中間言語対照分析」(22320104)1,677万円(直接 1,290万円)
・2007~2009年度 科学研究費(若手B)「英語語彙力における意味・音韻知識の関係性 の解明と両者の統合を促す学習システムの開発」(19720135)341万円(直接290万 円)
・2005~2006年度 若手B 「児童言語コーパスの語彙頻度解析に基づく小学生用の発信 型英語基本語リストの構築」(17720135) 270万円(直接270万円)

(受入)
・2020~2022年度 特別研究員奨励費 張晶鑫「外国語としての日本語・中国語教育の連携強化の為のプラットフォーム整備に関わる研究」(20F20999)140万円(140万円)【張氏の大学就職に伴い,2021年1月で早期終了】

(分担)
・2020~2023年度 基盤B 望月圭子 「国際連携・高大連携による英語・中国語・日本語「作文/対話」学習者コーパスの研究」(20H01278)1,755万円(1,350万円)
・2020~2023年度 基盤B 川口裕司 「言語変異に基づくフランス語、日本語、トルコ語の対照中間言語分析」(20H01279)1,729万円(1,330万円)
・2019~2022年度 国際加速B 迫田久美子「日本語学習者コーパスによる教育と研究のグローバルネットワークの構築」(19KK0055)1,703万円(1,310万円)
・2019~2021年度 基盤A 野山広「基礎教育を保障する社会の基盤となる日本語リテラシー調査の開発に向けた学際的研究」(19H00627)4.498万円(3,460万円)
・2018~2021年度 基盤A 宇佐美まゆみ「語用論的分析のための日本語1000人自然会話コーパスの構築とその多角的研究」(18H03581)4,381万円(3,370万円)
・2016~2019年度 基盤B 望月圭子「国際連携・高大連携による双方向英語・中国語・日本語学習者コーパスの研究」(17H02357)1,729万円 (1,330万円)
・2016~2019年度 基盤A 迫田久美子「海外連携による日本語学習者コーパスの構築および言語習得と教育への応用研究」(16H01934) 3,978万円(直接3,060万円)
・2010~2014年度 基盤B 望月正道「語彙知識測定による英語能力の推定:語彙サイ ズ、構成、アクセス速度の観点から」(22320110) 1,768万円(直接1,360万円)
・2008~2010年度 基盤C 岡良和「英語比喩表現の量的・質的調査に基づく豊かな英語力育成のための教材システムの開発」(20520536)403万円(直接310万円)
・2007~2009年度 基盤B 望月正道「技能別及び総合的英語能力を推定する語彙テストの開発:サイズ,構成,認知速度の融合」(19320084)2,015万円(直接1,550万円)
・2005~2008年度 基盤A 山田玲子「外国語音声習得の臨界期に関する実証研究」 (17202012)4,420万円(直接3,400万円)
・2004~2006年度 基盤B 相澤一美「大規模コーパスを用いた日本人英語学習者用語彙リスト構築と教材分析システムの開発」(16320076)1,450万円(直接1,450万 円)

■外部資金
・国際ビジネスコミュニケーション協会委託研究「英語4技能運用におけるL1転移の多角的研究」2017年度~2018年度
・国際ビジネスコミュニケーション協会委託研究「英語4技能直接測定の意義と課題」2009年度
・財団法人村田学術振興財団研究助成(海外派遣援助)「母語および第2言語の語彙知覚:脳活性 を適正化する学習法の考究」2008年度
・人間とコンパニオンアニマルとの関係学研究助成「近現代英語散文コーパスに見るコンパニオン アニマルイメージの確立と変遷」2005年度
 他。

■ジャーナル論文査読・学会発表等査読
(2023年度)Learner Corpus Association、情報工学会
(2022年度)英国ランカスター大学教授承認審査委員会、計量国語学会、Corpora(Edinburgh U)
(2021年度)Learner Corpus Association (Grad Student Conference)発表審査,Journal of Japanese Linguistics (De Gruyter),情報工学会学会賞選考委員,英語教育学会語彙研究会,中高生データサイエンスコンテスト審査委員,文体論学会学会誌審査,英国ランカスター大学教員選考委員
(2020年度)計量国語学会,大学英語教育学会2020年度国際大会発表審査・関西支部紀要審査
(2019年度)計量国語学会,CALL EJ, Language Learning, 大学英語教育学会関西支部,Int'l Review of Applied Linguistics in Language Teaching (De Gruyter)
(2018年度)計量国語学会,Int'l Journal of Learner Corpus Research,神戸大学国際文化学研究科紀要,日英言語文化学会発表審査,早稲田大学リサーチアウォード,Language & Speech(SAGE), Proceedings of Learner Corpus Research 2017, Int'l Journal of CALL and Technology,大学英語教育学会2019年度国際大会発表審査
(2017年度)アジア圏学習者コーパス研究シンポジウム LCSAW論集,計量国語学会紀要(3本),『レキシコンフォーラム』(ひつじ書房),神戸大学国際文化学研究論集,関西英語教育学会紀要,社会言語科学会紀要,アジア辞書学会 (Asialex)発表審査,Language and Speech (SAGE Journal),大学英語教育学会2018年度国際大会発表審査,日本大学紀要
(2016年度)学習者コーパス世界大会(LCR2017)発表審査,大学英語教育学会 2017年度大会発表審査,文体論学会紀要,大学英語教育学会関西支部紀要,関西英語教育学会 紀要,英語コーパス学会紀要,大学英語教育学会Selected Papers
(2015年度)英語コーパス学会紀要,石川有香(編)論集,関西英語教育学会紀要,大学英語 教育学会関西支部紀要,英語コーパス学会発表審査
(2014年度)学習者コーパス世界大会(LCR2015)発表審査,大学英語教育学会発表審 査,Natural Language Engineering(Cambridge University Press),Thai TESOL発表審査,大学英語教育学会関西支部紀要
→ Publons(国際誌の査読情報アーカイブ)

■学位論文指導(主指導担当分)
(博士後期課程修了)
1) 李 允昊(2012年3月修了):博士論文「記述的視点に基づく日本語「~込む」型複合動詞の用法の解明:韓国人母語話者を対象とした日本語教育への示唆」(基礎論文:34p/予備論文:137p/博士論文:230p)(※現在,関西大学非常勤講師)
2) 井上 聡(2013年3月修了):博士論文「日本人英語学習者による基本動詞使用」(基礎論文:174p/予備論文:253p/博士論文:315p)(※現在,環太平洋大学教授・副学長)
3) 李 楓(2016年3月修了):博士論文「現代日本語漢語サ変動詞の構造と用法―コーパス研究の日本語教育への応用―」(基礎論文:133p/予備論文:236p/博士論文:384p)(※現在,西安理工大学助教授)
4) 張 晶鑫(2020年3月修了):博士論文「現代日本語におけるオノマトペの用法解明と中国人日本語学習者のためのオノマトペ指導に対する提言-コーパス言語学の教育的応用の可能性をめぐって-」(基礎論文:202p/予備論文:322p/博士論文:459p) ※日本学術振興会育志賞受賞(2020)(※現在,湖北大学准教授)
5) 中西 淳(2021年3月修了):「現代英語における前置詞使用実態と日本人英語学習者による前置詞使用傾向の解明―コーパス研究をふまえた新たな前置詞指導を目指して―」(基礎論文:199p/予備論文:263p/博士論文:338p)(※現在,大阪工業大学特任講師)
6) 鄧 琪(2022年3月修了):「コーパス調査に基づく現代日本語における非和語系語彙の用法解明と日本語教育への応用」(基礎論文:201p/予備論文:302p/博士論文:417p)(※現在、中国・東北大学秦皇島キャンパス専任講師)
7)肖 錦蓮(2022年3月修了):「コーパス調査に基づく現代日本語におけるスタンス表出システムの解明と日本語教育への応用:一人称代名詞・文末詞・陳述スタイル・ヘッジの分析」(基礎論文:125p/予備論文:203p/博士論文:313p) (※現在、華南農業大学専任講師)

(博士前期課程修了)※2006-2008は総合人間科学研究科。2009~は国際文化学研究科。
1) 張 宇航(2006年3月修了):修士論文「中国語の類義語について:コーパス・データに基づく“高兴”と“愉快”の意味的傾向性分析」(30p)
2) 天谷 ことみ(2008年3月修了):修士論文「英語関係代名詞whichの機能と修得―コーパスに基づく記述的研究―」(37p)
3) 田中 泰明(2009年3月修了):修了研究レポート「大規模コーパスに基づく英語起動表現の用法分析 : 学校英語教育のための産出型文法の構築」(70p)
4) 井上 聡(2010年3月修了):修士論文「日本人英語学習者による基本動詞使用」(100p)
5) 野田 盛一朗(2010年3月修了):修了研究レポート「英語強意詞の用法:NS/NNSコーパスに基づく分析結果の教育的応用」(56p)
6) 郭 奐君(2012年3月修了):修士論文「現代日本語におけるカタカナ語使用状況の計量的研究」
7) 紙西 達也(2012年3月修了):修了研究レポート「学習者のための英語基本コロケーションリストの開発―英語教育へのコーパス言語学の応用―」(63p)
8) 松下英利香(2013年3月修了):修了研究レポート「日本人英語学習者による基本前置詞運用」(117p)
9) 陳 曄(2014年3月修了):修士論文「アジア圏学習者による英語法補助詞使用―中日学習者を中心に―」(132p)
10) 緒方 高士(2015年3月修了):修了研究レポート「日本人中学生のための前置詞指導システムの開発」(160p)
11 張 琪(2016年3月修了):修士論文「中国人日本語学習者による日本語複合動詞使用の状況 ―「合う」型複合動詞を中心に―」(100p)
12) 前浜 知味(2017年3月修了):修了研究レポート「日本人中高生のための新しい英語句動詞教材の開発―コーパス言語学の外国語教育への応用を目指して―」(109p)
13) 中西 淳(2018年3月修了):修士論文「日本人英語学習者の前置詞使用の問題点の解明」 (117p)
14) 鄧琪(2019年3月修了):修士論文「コーパスに基づく日本語母語話者及び中国人日本語学習者の外来語使用特性の解明ー中国人日本語学習者のための効果的な教授法開発の視点から」(121p)
15) 隋诗霖(2019年3月修了):修了研究レポート「上級日本語学習者ための補助教材の開発―日本語広告テキストの可能性―」(99p)(※現在、吉林動画学院国際交流学院日本語講師)
16)王思閎(2020年3月修了):修了研究レポート「書き言葉コーパス・話し言葉コーパス・母語話者コーパス・非母語話者コーパスの四元分析に基づく日本語基本オノマトペの検討」(100p)
17)石田麻衣子(2021年3月修了):修了研究レポート「小学校英語教育における重要語および重要連語の選定手法の検討―コーパス言語学の言語教育への応用―」(107p)
18)佐々木恭子(2022年3月修了):修士論文「母語話者・日本人学習者の英作文における原因の表出:コーパスから得た知見の教育的応用」(178p)(※現在、米子高専准教授)
19)堀家利沙(2022年3月修了):修了研究レポート「日本人高校生のための重要英語句動詞リストの開発:コーパスを用いた高校生の句動詞使用実態の分析をふまえて」(127p)
20)安美彦(2022年3月修了):修了研究レポート「日本語母語話者および学習者による条件表現の解明:コーパス言語学の外国語教育への応用を目指して」(133p)
21)飯島真之(2024年3月修了):修士論文「現代英語における確信度副詞―コーパス研究結果の教育的応用を目指して―」(143p)
22)廉沢奇(2024年3月修了):修士論文「日本語日常会話におけるABAB型オノマトペ―母語話者・学習者コーパス調査に基づいて―」(122p)

※研究科外学位論文審査(副査)
1) 和泉 絵美(神戸大学自然科学研究科・2015年3月修了)博士論文「外国語教育のための学習者コーパスの構築と活用:理論と実践」(111p)
2) 森下 裕三(神戸大学人文学研究科・2014年3月修了)博士論文「A Quantitative Constructional Approach to Converbal Motion Constructions in English」(137p + Reference)
3) Dong Qi (Singapore National University 2014年修了)修士論文「Syntactic complexity of EFL, ESL, and ENL: Evidence from the International Corpus Network of Learners of English」(118p)
4) 杉山 香織(東京外国語大学地域文化研究科・2013年11月修了)博士論文「フランス語学習者の発話における使用語彙分析」 (369p)
5) Shahla Qasim(GC University, Faisalabad, Pakistan・2017年4月最終審査)博士論文「Linguistic Variation across Pakistani Book Blurbs: A Multidimensional Analysis」(238p)
6) 伊藤 彰規(神戸大学人文学研究科・2018年3月修了)博士論文「A Corpus-Based Study of Linguistic Parallelism between Motion and
 Change-of-State Expressions in English: An Examination of Conceptual Parallelism」(120p)
7) Aaron Hahn(熊本大学社会文化科学研究科・2019年3月修了)博士論文「A Critical Discourse Analysis of a “My Share” English Lesson Plan Corpus: Exploring Beliefs, Identity, and Power」(345p)
8)Samina Alik Asghar(GC University, Faisalabad, Pakistan・2020年6月最終審査)博士論文「Linguistic Variation in Pakistani Legal English: A Multidimensional Analysis」(242p)
9)末澤奈津子(神戸大学国際協力研究科・2020年8月修了)博士論文「他者理解を促す教育の在り方 高校英語教科書における国際理解教育とジェンダー教育:教科書から意識へ」(149p)
10) Laurence Christopher Newbery-Payton(東京外国語大学総合国際学研究科:2021年9月修了)博士論文「英語句動詞と日本語複合動詞の比較研究-第二言語習得・言語教育の視点から-」(306p+ 付録130p=436p)


■海外研究活動(海外学会発表・講演/*はオンライン)
AY2003 韓国(プサン)
AY2004 韓国(ソウル)×2
AY2005 シンガポール(シンガポール),アメリカ(ソルトレイクシティ)
AY2006 タイ(バンコク)×2
AY2007 フィンランド(ヘルシンキ),アメリカ(ソルトレイクシティ)
AY2008 ハンガリー(シェーケスフェヘルバール),ルーマニア(アルバユーリア)
AY2009 イギリス(リバプール),ギリシャ(コリント)
AY2010 シンガポール(シンガポール),ポーランド(ワルシャワ),マレーシア(プトラジャヤ)
AY2011 韓国(ソウル),ベルギー(ルーヴァンラヌーヴ),タイ(コンケーン),UAE(ドバイ),タイ(バンコク),オランダ(ティルブルグ)
AY2012 イギリス(リーズ),マレーシア(クアラルンプール),アメリカ(サンディエゴ)
AY2013 イタリア(パドヴァ),インドネシア(バリ),イタリア(フィレンツェ)
AY2014 チェコ(ブルノ),UAE(ドバイ),スペイン(バリャドリッド)
AY2015 中国(北京),オランダ(Cuijk),スペイン(マラガ)
AY2016 チェコ(ブルノ),中国(北京)
AY2017 中国(北京),インドネシア(スラバヤ),ブルネイ(ブルネイ),中国(香港),シンガポール(シンガポール),ドイツ(フライブルグ)
AY2018 中国(蘇州),トルコ(イスタンブール),フィリピン(クラーク),中国(成都),マルタ(マルタ)
AY2019 韓国(ソウル),イギリス(ランカスター),ベトナム(ダナン),シンガポール(シンガポール)
AY2020  韓国(ソウル*),サウジアラビア*
AY2021  インド*,チェコ(ブルノ*),中国(湖南*),オランダ(グローニンゲン*),スペイン*
AY2022  マレーシア* ,韓国(ソウル*)、*タイ、*インドネシア
AY2023 韓国(テジョン)、タイ(チェンマイ)、クウェート、中国(北京、上海、*モンゴル)、*マレーシア、ポーランド(カリシュ)


■学内委員
(国際コミュニケーションセンター)
・評価委員(2004~05年度/2011年1月~2012年度),現代GP取組副責任者 (2005~2008年度),紀要編集委員(2005~2006年度/2019~2020年度),ハラスメント委員/個人情報管理委員(2010年度),コンテンツ研究部門部門長・将来計画委員会委員(2011年度~2016年度/2020年度~現在), KALCS企画委員会副委員長(2010年度~2017年度)

(大学教育推進機構)
・外国語第Ⅰ教育部会総務委員(2005年度),外国語第Ⅰ教育部会幹事(2007年度~2008年度;2017~2018年度;2024~2025年度),評価・FD専門委員会委員(2007年度;2016年度~2018年度)

(国際文化学研究科)
・前期課程入試委員(2006年度/2018~2019年度),広報委員(2007~2009年度),後期課程入試委員(2011年度),自己評価委員会委員(2012~13年度),CDC(キャリデザインセンター)委員(2012~14年度/2020年度~21年度),紀要編集委員会委員 (2012~13年度),広報委員長(2012年10月~2014年9月),国際交流委員(2021年度~現在),日本語教師養成サブコースコーディネーター(※2023年度よりサブコース委員会委員)(2021年度~現在),入試運営委員(2022年度~2023年度), 文部科学省 日本語教師養成・研修推進拠点整備事業(近畿ブロック)事業責任者(2024年度~)

(国際文化学研究科外国語教育論講座)
・外国語教育コンテンツ論コース教務委員(2007年度),外国語教育論講座代表(2011年度/2017年度/2024年度),外国語教育コンテンツ論コース代表(2011年度/2017年度/2024年度)

(全学図書館)
・図書館研究開発室教育支援部会委員(2018年度~現在),全学図書館運営委員(2022年度~2023年度)

研究ミッション

石川研究室は,記述言語学・応用言語学の理論的背景に基づき,L1やL2の慣習的言語運 用パタンおよびその習得・学習プロセスを科学的手法によって解明することを目指していま す。

大学院生募集

石川研究室では,2020年度現在,博士後期課程3名,前期課程3名,合計6名が所属してい ます。コーパスに基づく科学的手法により,日本語・英語・中国語などの言語研究・習得研究を志 している皆さんの受験をお待ちしています。