神戸大学石川慎一郎研究室 (応用言語学,コーパス言語学,計量言語学) 神戸大学石川研究室

大学院講義

コーパス言語学
石川(2012)『ベーシックコーパス言語学』を教材とし,実習を交えながら,日本語・英語を対象としたコーパス研究の手法や意義を論じます。最近の開講:神戸大国際文化学研究科(2016年度前期),関西大学文学研究科(2015年度),東北大学文学研究科(2015年度),北京外国語大学修士課程(2015年度)他。

学習者コーパス研究
各種論文などを教材とし,実習を交えながら,日本語・英語を対象とした学習者コーパス研究の手法や意義を論じます。最近の開講:神戸大国際文化学研究科(2017年度後期)。

応用言語学
石川(2017)『ベーシック応用言語学』を教材とし,第2言語(L2)の習得・学習・教授・評価の問題を論じます。神戸大学附属学校などに出かけ,授業分析も行います。最近の開講:神戸大国際文化学研究科(2015年度年度,2017年度前期)。

言語統計学
石川他(2010)『言語研究のための統計入門』を教材とし,実習を交えながら,頻度データの標準化,差の検定,相関,回帰,多変量解析(主成分分析,因子分析,クラスター分析,対応分析,判別分析)の手法を論じます。最近の開講:神戸大学国際文化学研究科(2016年度後期,2015年度後期)他。入門編の内容は,日本語文法学会,立教大学などのセミナーでも扱いました。

ゼミ(2017年度)

博士後期課程
・D1  張晶鑫:日本語オノマトペの習得

博士前期課程
・M2 中西淳:英語学習者の前置詞習得モデル
・M1 隋詩霖:中日広告における言語表現の差異
・M1 鄧琪:日本語外来語の語法分析
・M研 朱琳:学習者コーパス検索のためのオンラインシステム開発


学生募集
 →学生募集については,こちらをご覧ください。

OB/OG
(博士後期課程修了)
・李允昊(2012年3月修了):「記述的視点に基づく日本語「~込む」型複合動詞の用法の解明:韓国人母語話者を対象とした日本語教育への示唆」
・井上聡(2013年3月修了):「日本人英語学習者による基本動詞使用」
・李楓(2016年3月修了):「現代日本語漢語サ変動詞の構造と用法―コーパス研究の日本語教育への応用―」
(博士前期課程修了)
・張宇航(2006年3月修了):「中国語の類義語について:コーパス・データに基づく“高兴”と“愉快”の意味的傾向性分析」
・天谷ことみ(2008年3月修了):「英語関係代名詞whichの機能と修得―コーパスに基づく記述的研究―」
・田中泰明(2009年3月修了):「大規模コーパスに基づく英語起動表現の用法分析 : 学校英語教育のための産出型文法の構築」
・井上聡(2010年3月修了):「日本人英語学習者による基本動詞使用」
・野田盛一朗(2010年3月修了):「英語強意詞の用法:NS/NNSコーパスに基づく分析結果の教育的応用」
・郭奐君(2012年3月修了):「現代日本語におけるカタカナ語使用状況の計量的研究」
・紙西達也(2012年3月修了):「学習者のための英語基本コロケーションリストの開発―英語教育へのコーパス言語学の応用―」
・松下英利香(2013年3月修了):「日本人英語学習者による基本前置詞運用」
・陳曄(2014年3月修了):「アジア圏学習者による英語法補助詞使用―中日学習者を中心に―」
・緒方高士(2015年3月修了):「日本人中学生のための前置詞指導システムの開発」
・張琪(2016年3月修了):「中国人日本語学習者による日本語複合動詞使用の状況―「合う」型複合動詞を中心に―」
・前浜知味(2017年3月修了):「日本人中高生のための新しい英語句動詞教材の開発―コーパス言語学の外国語教育への応用を目指して―」
(研究生)
・郭奐君(2010年3月M研究生修了):日本語カタカナ語(※神戸大学国際文化学研究科前期課程に進学)
・李楓(2013年3月D研究生修了):日本語語彙(※神戸大学国際文化学研究科後期課程に進学)
・劉雲柵(2014年3月M研究生修了):複合辞(※関西大学大学院外国語教育学研究科前期課程に進学)
・張琪(2014年3月M研究生修了):複合動詞(※神戸大学国際文化学研究科前期課程に進学)
・曹卓琦(2015年3月D研究生修了):頻度副詞(※横浜国立大学大学院教育学研究科前期課程に進学)
・隋诗霖(2017年3月M研究生修了):日本語広告テキスト(※神戸大学国際文化学研究科前期課程に進学)
・鄧琪(2017年3月M研究生修了):外来語(※神戸大学国際文化学研究科前期課程に進学)
(特別研究生 ※所属先大学院に籍を置いたまま半年間神戸大で研究を行う)
・張莉(2015年9月D特別研究生修了):明治期中日語彙交流(※北京外国大学大学院博士課程に復学)
・肖錦蓮(2016年7月M特別研究生修了):日本語教材における女性文末詞((※北京外国大学大学院修士課程に復学)

ゼミ生向け情報
(研究作法)
学問の世界では,論文の組み立てかた(IMRAD: Introduction, Method, Results, And Discussion)(※参考)はもちろん,たとえば,表をどう作るか,図のタイトルはどこに記載するかといった細かい点を含め,研究の作法が細かく決められています。こうした約束ごとは分野により差がありますが,石川ゼミでは,アメリカ心理学会(APA)方式を基準としています。ゼミ生の皆さんは,こちらをよくお読みください。

(メンタルヘルス)
大学院生活では,先行文献調査,実験デザイン,実験実施,考察,統計処理,学外での研究発表など,膨大な作業負担が一気にふりかかってきます。研究がうまく進まない等の理由により,精神的にしんどい気持ちになることもあるでしょう。こうした心的ストレスにうまく対処するのも「研究能力」の一部です。石川ゼミでは,「つらくなったら,まず声を上げて,教員や仲間に助けを求める」ことを原則としています。つらさに一人で長く耐えることよりも,つらさの原因を突き止め,解決手段をさぐるほうがよほど合理的です。メンタルヘルスに関する研究室の基本方針については,こちらをお読みください。石川研究室では,ゼミ生諸君の最善となる方向で柔軟な対応を心がけています。


研究ミッション

石川研究室は,記述言語学・応用言語学の理論的背景に基づき,L1やL2の慣習的言語運用パタンおよびその習得・学習プロセスを科学的手法によって解明することを目指しています。

大学院生募集

石川研究室では,2016年度現在,博士後期課程2名,前期課程4名,合計6名が所属しています。コーパスに基づく科学的手法により,日本語・英語・中国語などの言語研究・習得研究を志している皆さんの受験をお待ちしています。